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 本来、格差を是正すべき文科省のトップにある萩生田光一文部科学相の「身の丈」発言が波紋を広げ、英語民間試験の延期が表明されました。「声に出して読みたい日本語」などの著書でも知られる明治大学教授の斎藤孝さんによると、「身の丈」という言葉は、その時代の空気を映し出す言葉だそうです。

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 「身の丈に合わせて」という言葉は現在、「その人の経済力や能力、状況に応じて」という意味で使われています。ただ、あまり現代的でない古い表現だと思います。

 大学入学共通テストのような公的な入試制度では「公平性」がもっとも重要です。にもかかわらず、受験者によって条件が異なることを容認していると受け取られかねない萩生田大臣の「身の丈」発言は、ちょっとそぐわない使い方でしたね。特に新制度の公平性が議論となっている渦中でしたから。大臣は使う文脈を間違えてしまったと思います。

 「身の丈」という言葉は、自分…

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