【動画】カネミ油症の被害今も 高知在住の中内孝一さん=矢木隆晴撮影
[PR]

 51年前に発覚した食中毒事件、カネミ油症。唇が裂けた状態で生まれるなど、様々な疾患や体調不良を抱える高知市の中内孝一さん(48)は、国が各地で年に1度実施する患者認定の検診に10年以上通い続けている。結果はいずれも棄却。「来なければあきらめたことになる。自分は絶対に油症の患者だ、と怒りを込めて受診しています」

 カネミ油症はダイオキシン類やポリ塩化ビフェニール(PCB)で汚染された油によって西日本一帯で発生。皮膚や内臓の疾患、全身の倦怠(けんたい)感など症状は多岐にわたる。

 各地で油症被害が発生した1968年、中内さんの母親の郁子さん(79)は市内で汚染された油を食べ、同年、患者認定された。3年後の71年、中内さんを出産。患者の母親から生まれる「黒い赤ちゃん」の報道もあり、妊娠中の郁子さんは産科の医師から「子どもの健康に責任は持てない」と言われた。郁子さんは夫に励まされて出産した。

 中内さんは生まれつき病気を抱…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら