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バルセロナ自治大教授 ガブリエル・クルメー氏

 ――スペインでは4年間で4度目の総選挙が今月に行われます。この国で何が起きているんでしょうか。

 「4月の総選挙後に限ってみれば、左派の覇権争いが再選挙を招いた。第1党になったが少数与党の社会労働党(中道左派)と左派ポデモスが主導権を争い、政権をつくれなかった。他の政党も協力しなかった。一方、興味深いのは、2015年末の総選挙で当時与党だった国民党(中道右派)が取った議席数だ。定数350のうち123。今回の社会労働党と同じ数で、2大政党が過半数を取れなくなったことを示している」

 ――どうしてこんなに不安定になったのですか。

 「民主化直後の1980年代以…

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