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 消費税率が8%から10%に上がった1日、イオン熱田店(名古屋市熱田区)では午前8時から食品類を扱う1階の売り場で営業が始まった。客からは軽減税率や複雑な増税を巡って様々な声が上がった。

 生鮮食品などを特価で売る「火曜市」と重なったこともあり、遠藤博店長は「増税初日で心配したが、客足はそこそこ」と胸をなで下ろす。目玉商品の肉類や冷凍食品を買った名古屋市昭和区の主婦(70)は「食品は8%のままなので、節約はあまり意識しなかった」。

 一方、食品以外の多くの商品や店内飲食は税率が10%になった。イートインコーナーでコーヒーを注文した近所の無職男性(83)は「ちょっと高くなるけど仕方ない」。複雑な価格体系をめぐっては戸惑いの声も。昨日までに洗剤やトイレットペーパーを買いだめしていた熱田区の主婦(54)は「増税前より安い商品もあって、よくわからない」ともらした。

 全国のイオンでは集客の落ち込みを防ごうと、衣料品などを対象に、自社の電子マネーで買い物をした人にポイント還元を増やす販売促進策を用意している。