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 参院埼玉選挙区の補欠選挙(10日告示、27日投開票)で、自民党は1日、独自の候補者を擁立しない方針を決めた。この日の役員会で、下村博文選挙対策委員長が報告した。

 補選には、知事を4期16年務め知名度の高い上田清司・前埼玉県知事が立候補を表明している。擁立を見送った理由について下村氏は、上田氏が「完全無所属、憲法議論に前向きだ」と表明したことを考慮したと説明した。

 上田氏は、与野党対決となった8月の知事選で、実質的な野党統一候補を全面支援。県議会でも自民県連と長く対立関係にあり、県連は支援に否定的だ。二階俊博幹事長は1日の記者会見で「県連の考えを十分念頭に対応したい」と語った一方、「結果オーライになるように持っていかなきゃならない」とも述べた。