【動画】練習拠点の愛知県田原市の市役所を訪問した服部勇馬選手=宮沢崇志撮影
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 9月15日のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で2位に入り、東京五輪男子マラソン代表に内定した服部勇馬選手(トヨタ自動車)が、練習拠点の愛知県田原市の市役所を訪れた。「みなさんの声援が最後、背中を押してくれた。オリンピックでも応援をお願いできたらと思います」と感謝を伝えた。

 トヨタ自動車田原工場で勤務する服部選手は、市内でも練習を積み、MGCに臨んだ。3人の争いとなったレース最終盤、日本記録保持者の大迫傑選手をかわし、2位でゴールした。服部選手は「最後は心で走るというか、メンタルで勝った結果かなと思う。代表内定でほっとしていますが、2位という結果に、今は悔しさが上回っています」と振り返った。

 昨年12月の福岡国際で優勝して「4強」の一角と言われた服部選手だが、暑さと上り坂が課題とされていた。結果は終盤の上り坂でライバルを振り切り、「4強」では唯一、MGCで代表内定をつかんだ。トヨタ自動車陸上長距離部の佐藤敏信監督は「MGCを想定して、田原市の蔵王山(250メートル)で練習を積んだ。田原市でのトレーニングの結果が出た」と分析した。

 服部選手は今後、駅伝やハーフマラソンに出場するなどして、来年8月9日の五輪本番に向けて調整する。(宮沢崇志)