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 長野市議選でトップ当選を果たした「信州プロレス」代表の覆面レスラー、グレート無茶(むちゃ)氏(47)が、議場でマスクを希望通り着けられる見通しとなった。試合などで使うマスクを、目元の表情が分かるように改良。本人確認が可能になり、無茶氏の所属する最大会派が1日、容認した。

 無茶氏は「マスクを着けて活動してきた私に投票してくれた」と、覆面スタイルでの議会活動を要望。「品位に欠ける」など否定的な意見もあったため、最大会派「新友会」幹部らとの事前協議で「覆面の目の部分を開けたほうがいい」との提案を受け、急きょ新マスクを発注していた。

 新議員による4年の任期が始まったこの日、9月30日に届いたというマスク姿で会派の会議などに出席。その後、無茶氏は記者団に「それならばいいと、了承をいただいた」と胸をなで下ろした。8日の臨時議会にはマスク姿で出席できる見通しとなった。

 覆面レスラーの地方議員はこれまでに岩手県、大阪府和泉市、大分市で誕生。こうした「先輩」たちと連絡を取り合うなかでも「目は開けた方がいい」とのアドバイスを受けたという。無茶氏は「これをきっかけに、議会がどういうところなのか、特に若い人に関心を持ってもらえればうれしい」と話した。(北沢祐生)