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 茨城県結城市の県立鬼怒商業高校の生徒たちが、市特産のトウモロコシを使ったアイスクリームを考案し1日、同市役所で完成報告した。「とうむぎあいす」と名づけ、1個(90グラム)200円で地元商店などでの販売を検討している。

 開発したのは、情報ビジネス科商業研究班の15人。同市は約80の生産者が、250ヘクタールで約1900トン(4億9千万円)のトウモロコシを生産する県内有数のトウモロコシ生産地だ。生徒らは今年度、トウモロコシの粉末を使ったアイスの試作を繰り返し、レシピを完成させた。

 市や農協を通じ、農家から形が悪いため出荷されない「規格外」のトウモロコシ6500本を割安で入手。6月に市内の福祉施設で実を取ってもらい、業者にレシピを渡して600個を委託製造した。

 素材を生かすため着色せず、薄黄色のアイスクリームに仕上がった。試食した小林栄市長は「甘さを抑えながらコクがある。さわやかな感じ」。池田紗英さん(3年)は「特産品で結城に若者を呼び込みたい」と意気込む。結城市が会場となる国体の少年女子バレーボール会場で5日、全国から集まった選手らに200個を無料配布する。(吉井亨)