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 とげ抜き地蔵で知られ、「おばあちゃんの原宿」とも言われる「巣鴨地蔵通り商店街」(東京都豊島区)。軽減税率に、キャッシュレス決済でのポイント還元……。難解な「消費税10%時代」を、商店街や高齢の買い物客はどう迎えたのか。増税初日の1日、記者が商店街を取材した。

「答えられる自信ない」

 午前9時。旧中山道沿いの約800メートルに200店ほどが軒を連ねる商店街では、開店準備が始まっていた。忙しそうに値札の張り替え作業を続ける店も見かけた。

 和菓子店「みずの」の水野綾さんも1日午前、せわしなく税率が変わった値札の準備にあたっていた。

 店内には物販のほか、店内飲食ができるコーナーもある。ふつうに買えば8%、店内飲食は10%と税率が異なるため、混乱が予想されるかと思いきや、物販と店内飲食は別々のレジで対応するため、混乱はなさそうだという。

 一方、ある薬局は、税制の複雑さに頭を悩ませる。飲料は全て軽減税率対象だと思われがちだが、「栄養ドリンク」コーナーに置かれた商品は、清涼飲料水に分類されるものは8%、医薬品に分類されるものは10%になる。同じ陳列棚に並んでいるのに税率が異なる。

 現在は現金のみで支払いを受け付けているが、鉄道系ICカードのスイカなどは高齢者でも使う人が多いといい、10月中に対応できるようにする予定だ。キャッシュレス決済をすればポイント還元もある。

 「正直一律10%にしてもらっ…

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