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 乳がん手術後の乳房再建や豊胸のため、人工乳房(インプラント)を使った女性の一部に特殊なリンパ腫が起きている問題で、専門医でつくる日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会など4学会は1日、乳房再建を希望する患者らに向けて文書を発表した。「インプラント以外を使った再建を含めて検討を」などと呼びかけている。

 このリンパ腫は「乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫」(BIA―ALCL)と呼ばれる。米食品医薬品局(FDA)などによると、これまでにインプラントを使った人のうち、世界で573例が発症し、33人が亡くなったとされる。表面がざらざらした「テクスチャード」というタイプで起きやすい。

 国内でも承認を受けた、このタイプのインプラントと、インプラントを入れるまでに使う「ティッシュエキスパンダー」という機器をメーカーが自主回収。事実上、公的保険による乳房再建ができない状態になっている。

 学会はこれから乳がんの手術を…

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