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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本代表は13日、8強入りをかけて1次リーグ4試合目のスコットランド戦に臨む。日本は3連勝し、初の決勝トーナメント進出も現実味を帯びてきた。主力には大阪出身の選手も名を連ねる。そもそも大阪はなぜラグビーが盛んなのだろうか。

 日本代表31選手の中で日本出身は16人で、大阪府出身は3人いる。フッカー堀江翔太(33)とフルバック山中亮平(31)、スクラムハーフ茂野海人(28)の3選手だ。中でも堀江選手は、アイルランド戦で最も活躍した「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選ばれた。「地元出身者の活躍は励みになる」と、大阪府ラグビーフットボール協会の花折昌治会長(77)は目を細める。

 大阪でラグビーが盛んな理由の一つとして、花折会長は「古くから強豪チームがあったことで、ラグビーの人気が高まったからではないか」と話す。

 「関西ラグビー発祥の地」は京都市左京区の下鴨神社とされる。1910(明治43)年9月、境内の「糺(ただす)の森」で第三高等学校(現京都大)の学生が慶応義塾生の指導で初めてラグビーボールを蹴った。今回の代表には、京都出身の選手も4人名を連ねる。

 それから19年後、W杯の会場でもある花園ラグビー場(大阪府東大阪市)が1929(昭和4)年11月に国内最初のラグビー専用競技場として開設された。

 同年に花園を本拠とする近鉄ラグビー部が創部。3度の日本選手権制覇を誇り、日本代表にも多数の選手を送り込むなど社会人の名門として国内ラグビー界をリードし続けてきた。近鉄の選手たちは学生への技術指導にも取り組んでいたといい、大阪府警の選手・監督だった花折会長は「他のチームは『近鉄に追いつけ追い越せ』と切磋琢磨(せっさたくま)した」と振り返る。

 また、花園を舞台とする冬の全…

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