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 国の研究機関が学校に足を運んで高知県の地質や地震のメカニズムを教える出前授業が2日、高知市の土佐中学校であり、1年生約250人が実験を通して学んだ。

 出前授業は南国市にある国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)高知コア研究所が今年度から力を入れている事業で、県内の小中学校で実施している。この日は浜田洋平研究員が小麦粉やココアパウダーで自作した地層のサンプルを用意。海側のプレートの動きによって堆積(たいせき)物が陸側に押し付けられ、地層が波打ちながら地殻が造られる過程を生徒2人が手伝って実験した。

 学校によると、1年生はちょうど理科で地質を学んでいる時期という。金子明弘さん(12)は「実験は身近な物を使っていてとても分かりやすかった」と話していた。高知コア研究所は地質学に興味を持つ若年層の育成も目指し、国際地学オリンピックに挑戦する中高生からの質問を受けるなどの支援も検討しているという。(清野貴幸)