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 カフェでくつろぐように、認知症について本を読んで知ったり、当事者や家族同士が交流したりできる場をつくろうと、丹波市の山南福祉センター(山南町野坂)で毎月1回、「ブックカフェ たんぽぽのわたげ」が開かれている。認知症の相談を長く受けてきた専門家が企画し、その場で相談にも応じている。

 企画したのは、丹波市や丹波篠山市で認知症に関する相談を長く受けてきた精神保健福祉士の寺本秀代さん(64)。約25年前、祖父が認知症になった。入院先で夜中に「帰る」と大声を出し、家に戻ったことも。「なんでこんなことになるのか」。相談できる場所は少なかった。認知症の本を読み、当事者と家族でつくる会に参加した。「そんなことあったよ」と聞いてもらい、やっと気持ちが楽になったという。その後、丹波市内の病院などで相談員を務め、当事者や家族の悩みに向き合ってきた。

 集めた認知症関連の本を生かし、ブックカフェを開きたいと市南部地域包括支援センターと相談。6月に初開催した。「家族や当事者が集い、しんどさを置いていける場になれば。当事者や家族でない人も認知症の人と出会って本当の姿を知ることで、共生社会につなげたい」と寺本さん。「たんぽぽのわたげ」という名前には、優しさがたくさん集まり、やがて綿毛になって飛んで行き、別の場所でまた花を咲かせてほしいという思いを込めた。

 カフェでは約200冊の本や絵…

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