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 一般社団法人「エッグツリーハウス」(東京都練馬区)が今秋から、親や子ども、きょうだいらを亡くした人を支えるグリーフケア(悲嘆回復)のプログラムを拡充する。つらい気持ちを抱えた人たちが安心して過ごせて、心が癒やせる場所を提供したいと考えた。

 エッグツリーハウスは2014年、公認心理師の西尾温文(あつふみ)・代表理事(65)らが立ち上げた。「グリーフ」とは英語で「深い悲しみ」を意味する。都立小金井公園(小金井市など)の近くにある真蔵院のお堂を借り、近親者らを亡くした人たちが、気持ちを語ったり、互いの話に耳を傾けたりする場を設けるなどの活動を続けてきた。

 今年6月、「死別の悲しみや生きづらさを抱えた人がいつでも利用できるように」と小金井市に拠点「たまごの家」を開設。お堂以外でもグリーフケアの取り組みをすることにした。

 対象は、①死別体験のある5~18歳の子どもとその保護者(定員20人)②離別や死別などによって一人親家庭で育つ5~18歳の子どもとその保護者(同20人)③自死によって主に家族ら近親者を亡くした中学生以上の人(同15人)。いずれも無料で、事前に申し込みが必要。1カ月に1回程度実施する。

 西尾さんは「ホッとできる時間。気軽にのぞきにきてほしい」と話す。問い合わせはメール(egg.tree.house@gmail.com)か電話・ファクス(03・3867・6791)へ。(河井健)