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 抗議活動に参加した高校2年の男子生徒が警察に実弾を撃たれた事件を受け、香港各地で2日、市民らが急きょデモを行うなどして政府や警察への怒りをぶつけ、一部は警察と再び衝突した。警察がデモ隊に銃口を向けるほどの状況は、どのように生じたのか。迫る区議会選挙などの政治日程も絡み、香港情勢は緊迫の度合いを強めそうだ。

 撃たれた男子生徒が通う九竜半島・荃湾(ツェンワン)の学校には2日朝、在校生や卒業生らが続々と集まり、政府や警察に抗議した。会社員の女性(42)は「暴力と恐怖に満ちた社会を香港市民は受け入れるわけにはいかない」と怒りをあらわにした。

 正午過ぎ、高層ビルに囲まれた金融街・中環(セントラル)の公園に、スーツ姿の会社員たちが続々とやって来た。ネット上の呼びかけに応じ、昼休みを使って抗議集会に参加しようと集まった人たちだ。

 金融機関に勤める女性(31)は「警察権力の乱用で、到底認められない。今声を上げなければ、恐怖が社会を覆って誰も何も言えなくなる」。銀行勤務の男性(34)は「市民の声に耳を傾けず暴力を正当化する警察と、それを追認する政府に心から怒りと失望を感じる」と話した。

 中国とのビジネス上の関係が深い金融界には、中国と香港の両政府を支持する人が多いとされる。だが、この日の集会は数千人規模にふくらみ、公園からオフィス街をデモ行進。平日の昼間、香港島中心部で行われる異例の抗議となった。

 香港政府によると、男子生徒は…

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