3人制バスケの開催国枠、男女どちらかだけに 東京五輪
日本バスケットボール協会は3日、東京五輪から正式種目になる3人制について、日本に与えられる開催国枠が男女のうち一つだけになったと発表した。国際バスケットボール連盟(FIBA)は3月の理事会で、条件付きながら男女ともに開催国枠による出場を認めていた。日本協会によると、条件とされた国際オリンピック委員会(IOC)の了承を得られなかった。日本協会の三屋裕子会長は3日に東京都内で記者会見し、「枠が1チームになっただけで、出られないことが決まったわけではない。非常に厳しい通知だが諦めず、東京五輪では男女の出場を目指したい」と述べた。
東京五輪での3人制の出場チーム数は、男女ともに8。このうち4チームは、11月1日時点の世界ランク上位から順に選ばれる。日本は男子が9位、女子が11位(10月2日現在)。日本が4位までに入れない場合、男女のうち世界ランク上位が開催国枠を得て、もう一方は予選で出場権(3チーム分)を争うことになる。予選でも出場を決められない場合は、残る1枠を争う最終予選に回る。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。