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 2日のニューヨーク株式市場は、主要企業でつくるダウ工業株平均が前日に続いて大きく下落した。弱い雇用指標を受けて米経済への先行き懸念が強まった。終値は前日比494・42ドル(1・86%)安い2万6078・62ドル。2日間で合わせて838ドルの急落となった。

 米民間雇用サービス会社が2日発表した9月の雇用リポートで、就業者数の増加が市場予想を下回った。前日には、米製造業の景況感が10年ぶりの低水準だとの民間発表があったばかり。市場では、米中貿易摩擦をきっかけにした景気後退への不安が高まっており、2日のダウ平均の下げ幅は一時、598ドルに達した。

 また、来年の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、サンダース上院議員は2日、動脈閉塞(へいそく)の治療を受けたため選挙運動を当面休止すると表明。サンダース氏が指名争いから脱落すれば米ウォール街に厳しい姿勢をとるウォーレン上院議員の当選可能性が高まるとの見方も出て、相場の重しになった。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も大幅下落。前日比123・43ポイント(1・56%)低い7785・25で終えた。

 一方、ニューヨーク外国為替市…

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