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 サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で殺害されて1年となった2日、ワシントンの在米サウジ大使館前に市民ら約30人が集まり、ろうそくに火をともし、祈りを捧げた。

 参加者は、カショギ氏のイラストや「カショギ氏のために正義を」という言葉が書かれた紙を掲げ、黙禱(もくとう)した。主催した非営利組織「ジャーナリスト保護委員会」(CPJ)のコートニー・ラッジさんは「私たちはこの事件をいつまでも忘れず、正義を求め続けていることを世界に伝えたかった」と話した。

 カショギ氏は米国を拠点にワシントン・ポストなどの米メディアに寄稿し、サウジの体制を言論で批判してきた。サウジのムハンマド皇太子が殺害を命じたとの見方が広まったが、サウジ側は否定。サウジ検察は今年1月、殺害に直接関わったとされる5人に死刑を求刑した。(ワシントン=渡辺丘)