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 太平洋沖で発生したサンマ漁船の転覆事故を受け、釧路海上保安部などが3日、釧路市の釧路港に接岸しているサンマ漁船を訪ねて安全操業を指導した。

 サンマ漁は今が最盛期だが、例年にない不漁のため、各漁船とも遠い海域など悪条件での操業を強いられている。海保職員らは漁船を回ってパンフレットなどを配り、「機関の点検を怠らず、航行中は見張りを十分に」などと呼びかけた。岩手から来航中の船長(57)は「今季は3回出漁して水揚げは1回だけ、それも数トンしかなかった。遭難した船が悪条件でも出た理由は分かるが、無理はできない」と話していた。(宮永敏明)