[PR]

 花王は3日、家庭が細菌でどれほど汚染されているかを調べた結果を発表した。特に掃除用のキッチンスポンジや冷蔵庫の野菜室に多くの種類の細菌がいて、増えやすい環境であることがわかった。

 昨年8~10月、首都圏と関西圏の90世帯を調査員が訪問し、調理台やキッチンの蛇口周辺、冷蔵庫、パソコンのキーボードなど最大24カ所から菌を採り、解析をした。

 花王の担当者は「意外と野菜室が汚れている。野菜についた土などに由来すると考えられ、清潔な野菜を入れても汚染されてしまう」と注意を促す。野菜室を取り出して水で洗うなどの手入れが必要と考えられるという。

 細菌の数を調べると、ほとんどの家でキッチンのスポンジやシンクの排水口、蛇口の付け根などで多かった。キッチンのカウンターや皿、ダイニングテーブルなどもトイレ床と同じかそれ以上の細菌数だった。これについて花王は「人や荷物の出入りが多いからではないか」とみている。

 調査結果は9月の日本防菌防黴(ぼうばい)学会で発表した。(勝田敏彦)