「演技する人は外す」 「カメ止め」監督が貫く撮影哲学

有料記事

上原佳久
[PR]

 観客動員数200万人超を記録した映画「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督が手がける新作「スペシャルアクターズ」が10月18日、公開される。空前の大ヒットの次作だけに周囲の期待も高まり、制作は難航したが、出演者に選んだのは、今回も無名の俳優たち。彼らの個性に着想を得て、「ゼロからつくった物語」だ。

 劇場長編第1作の「カメ止め」が巻き起こしたブームが一段落し、次作に取り組めるようになったのは昨年末。オーディションには1500通の応募があり、ワークショップを経て15人の俳優を選び出した。

 オーディションでは、「がん…

この記事は有料記事です。残り987文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら