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 大阪市は3日、関西電力が金品受領問題で新しく設置する第三者委員会に市が推薦する委員を入れるよう文書で申し入れた。「関電のみに委員の選任を委ねては十分な客観性・透明性がある調査が行われず、全容解明につながるとは考えられない」として、9日までの回答を求めた。

 市は関電の筆頭株主。関電側は「しっかりと検討し、返答したい」とした。市は関電が要請を受け入れれば、具体的な人選に入る。松井一郎市長はこの日の市議会で、橋下徹・元大阪市長を推薦する可能性を問われると「知事・市長を経験し、弁護士で企業のコンプライアンスも専門的に取り扱っている橋下さんは有力な推薦候補だ」と述べた。

 その上で、経営陣の刷新を求めた臨時株主総会の招集や金品を受け取った取締役解任の株主提案も考えていることを明らかにした。(笹川翔平)