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 高校に入学したての1年生が自然の中で炊事やまき割りなどの勤労を体験しながら同級生との絆を培う――。そんな目的のもと、高校生の集団宿泊訓練施設として30年前に設立された「静岡県立富士山麓(さんろく)山の村」(富士宮市)が、今月いっぱいで閉鎖される。施設の老朽化に加え、設立当初に比べて利用校が激減したことが理由という。いったい、どうして?

 「山の村」は富士山登山道の富士宮口へ向かう富士山スカイラインから約2キロ入った森の中にある。約12ヘクタールの敷地の中に生活棟と呼ばれる大型ロッジ(各棟定員50人)が11棟(1棟は閉鎖)あり、生徒らはクラスごとに分かれて集団で宿泊し、自炊や間伐、まき割りなどの山仕事を体験し、スポーツやキャンプファイアを2泊3日程度の日程で楽しむ。リヤカーに食材や料理を載せ、協力して運ぶことも訓練ととらえ、給食棟と生活棟はあえて距離を置いて配置されている。

 18年前、高校1年生になりたての4月初めに「山の村」に行ったという富士市職員福島勇輝さん(32)は「最初はほとんどの生徒が『はじめまして』という状態で緊張していたが、帰る頃にはみんな打ち解けていた」と懐かしむ。

 野外活動を伴う公的な宿泊施設…

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