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 ボクシングの元世界ヘビー級王者のイベンダー・ホリフィールドさん(56)が3日、台風15号で大きな被害を受けた千葉県鋸南町を訪れ、ボランティアとしてがれきの撤去作業に当たった。

 ホリフィールドさんは、かねて日本でのチャリティー活動に関心を持っていたそうで、千葉の被害を知って「何か貢献できることがないか」と訪れたという。

 この日は、瓦などのがれきが積まれたままになっていた奥村悦子さん(65)宅を訪れた。他のボランティアの手も借り、軽トラック2台の荷台にがれきを積んだ。「本当に助かりました」と感謝する奥村さんと笑顔で握手を交わした。

 ホリフィールドさんはこの後、子どもたちを元気づけたいと、町立の鋸南幼稚園、鋸南小学校へ。子どもたちを抱き上げたり、ハイタッチしたりして交流し、お菓子や果物、毛布を手渡した。ホリフィールドさんは「実際に現地で状況を見て、まだまだ支援が必要なことが分かった。今後も活動を続けたい」と語った。

 ホリフィールドさんは現役時代に卓越した強さを誇った。1997年の世界ボクシング協会タイトル戦でマイク・タイソンさんに耳をかみちぎられ、反則勝ちとなった騒動でも知られる。(寺沢知海)