拡大する写真・図版 3日、ソウルの中心部、光化門広場で保守系野党の自由韓国党などが開いたチョグク法相の解任を要求する集会。「文在寅政権糾弾」のスローガンが叫ばれた=東亜日報提供

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 韓国検察は3日、文在寅(ムンジェイン)大統領の側近、チョグク法相の家族らの不正疑惑で、チョ氏の妻チョン・ギョンシム韓国東洋大教授を初めて事情聴取した。逮捕状請求の可否を判断するとみられ、チョ氏にも捜査が及ぶ可能性がある。ただ、文氏は「検察改革」を公約に掲げて捜査を間接的に批判しており、捜査の行方は不透明だ。(ソウル=武田肇)

 韓国メディアによると、チョン氏は3日午前9時過ぎ、ソウル中央地検に出頭した。9月6日に私文書偽造の罪で在宅起訴されたが、事情聴取は初めてだ。

 娘が2014年に医学専門大学院を受験する際に有利になるよう、自分が勤める大学の「総長賞」を娘が受けたとする偽の文書を作った疑いがもたれている。さらに、自身が多額の投資をしたファンドから出資を受けた企業が、自治体からの受注を急増させており、チョン氏が何らかの関与をした疑惑も出ている。

 検察はチョン氏の逮捕状を請求して、チョ氏自身の関与も視野に捜査を本格化させたい考えとみられる。すでに検察はチョ氏の自宅を約11時間かけて家宅捜索していた。

 ただ、検察はこの日、チョン氏の姿を報道陣の前に一切さらさない「未公開召喚」で聴取し、健康上の理由として夕方には帰宅させる異例の配慮をみせた。通常、韓国で検察に容疑者として事情聴取される場合、車寄せから庁舎の玄関につながる通路のあいだで報道陣に質問を受け、その様子が映像とともに報じられるため、特別な扱いだ。

 配慮の背景にあるとされるのが…

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