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 かんぽ生命保険の不正販売を昨春報じ、続編を制作しようとして日本郵政グループから抗議を受けていたNHKの番組「クローズアップ現代+」について、NHKの上田良一会長は3日の定例記者会見で「かんぽ生命の保険の不適切な販売問題を1年以上も前に指摘してきた番組の社会的意義は、視聴者のみなさまにも評価していただけるのではないかと考えています」と述べた。

 上田会長は昨年10月、郵政グループからの抗議を受けたNHK経営委員会から注意を受けた。それについては、「番組の編集権について、番組担当者が説明した内容が不十分だったため、郵政3社に対して適切に対応するよう、厳しく注意を受けた」と説明。あくまで「自主自律を堅持した。番組編集の自由が損なわれた事実はない」と述べ、放送法の禁じる経営委による個別の番組介入には当たらないとの認識を示した。(真野啓太)