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 奈良の寺や神社が誇る国宝などの宝物をロンドンの大英博物館に集めた「奈良―日本の信仰と美のはじまり」展(奈良県・大英博物館主催、朝日新聞社など特別協力)が3日、開幕した。様々な国の人が会場を訪れ、古都・奈良が生み出した美に見入っていた。

 ルーマニアから訪れたアリアドナ・ブラドさん(29)は、法隆寺の国宝観音菩薩(ぼさつ)立像(夢違〈ゆめちがい〉観音、飛鳥時代)をじっくりと見ていた。「まるで平和と安寧を象徴しているかのようです。日本美術に特別な興味がなかったけど、今日で変わりました」

 展覧会は奈良県から国宝5件を含む計15件、大英博物館の所蔵品から8件が出陳されている。11月24日まで。入館無料。(ロンドン=根本晃)