天皇陛下が即位して5カ月余。22日には即位の礼が行われる。令和の皇室はどうあるべきか。現状や課題について批評家・若松英輔さんに聞いた。

 全てを善かれと祈り続ける者でありたいと願っています――。上皇后美智子さまは皇后時代の文書回答にそう記しました。皇室の「祈り」とは何か。皇室に受け継がれている宮中祭祀(さいし)だけではなく、上皇ご夫妻が繰り返してきた戦没者慰霊や被災地の慰問も「祈り」です。

 現地に足を運ぶことは、被災者を励まし、何かを与えに行くだけではありません。この世にいない人の語られざる思いや、災害で家や家族をなくした人々の悲しみを、わが事として引き受ける。苦しむ人から学び、苦しみを受け取りに行く行為こそ尊いということを、上皇ご夫妻は体現されていたのだと思います。

 天皇陛下が取り組む「学問」も…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら