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 2020年度から始まる大学入学共通テストで活用される英語民間試験について、文部科学省は4日、全国の大学・短大計1068校のうち、大学入試センターを通じて成績の提供を受けるのは561校になったと発表した。私立大は約57%にとどまるなど、約半数が活用を見送ることになった。国立大は約94%、公立大は約78%が活用する。

 文科省によると、成績の提供を受けるのは、国立大82校のうち77校、公立大91校のうち71校、私立大587校のうち335校、短大308校のうち78校。成績提供を受けない大学は、私立大では慶応大など。国公立では東北大など。

 文科省は9月末までに民間試験の活用方法を表明した大学に成績を提供するとしていた。方針を未公表の大学でも、やむを得ない理由があれば公表を10月11日まで待つとしており、提供を受ける大学は増える可能性がある。また、大学入試センターから成績提供は受けないが、英語民間試験を独自の方法で利用する大学もある。

 萩生田光一文科相は4日の会見で「もう少し多くの大学が(英語民間試験の成績提供システムに)参加できる仕組みになっていればよかった」と話し、21年度以降に向けて「参加を見送った大学の声は改めて聞いてみたい」と述べた。

 文科省が5月末に公表した調査…

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