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 静岡市内で三つの特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人ライト(愛知県岡崎市)が、経営難を理由に静岡市に施設の閉鎖を検討していることを伝えていたことが分かった。市は閉鎖した場合に備え、他施設に入所者の受け入れを要請。現場の施設職員が市に運営団体の移行などを嘆願する事態になっている。

 特別養護老人ホームは、常に介護が必要で自宅では日常生活が送れない人が入所の対象で、市が事業者を指定し、指導する。市介護保険課によると、ライトが運営するのは清水区三保の「えん」、葵区羽鳥本町の「ゆめ」、同区羽鳥7丁目の「ひかり」で、定員は計160人。2日時点の入所者は132人だが、他の施設に移る入所者が出始めているという。

 同課によると、ライトの理事らが9月20日に市役所を訪れ、「経営が厳しい」「人材が足りない」などと伝えた。ただ、詳しい経営状態は説明せず、閉鎖の見込みについても明言しなかったという。介護保険法は閉鎖する場合、1カ月前までに市に届け出る必要があるが、4日夕時点で出されていない。

 市は閉鎖の可能性を考慮し、市…

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