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 プロ野球中日の松坂大輔投手(39)が今季限りで退団することになった。4日、名古屋市のナゴヤ球場で加藤宏幸球団代表に退団を申し入れ、合意のうえで戦力外を通告された。現役続行を希望しており、移籍先を探す。

 球団によると、松坂は3日午後、加藤球団代表に電話で退団の意思を示したという。松坂は9月27日、球団側から来季契約する意向を伝えられ、金銭面などの条件も示されたが、返答を保留していた。

 取材に応じた松坂は、今月1日に中日入団への道筋をつけた森繁和シニアディレクターと友利結国際渉外担当が退団したことに触れ、「声をかけてくれた2人の退団を聞き、僕もいてはいけないのかと思った」と説明。「たいした力になれなかったが応援してくれたファンに感謝したい。残り少ない野球人生を考えると外に出た方がいいのかなと思う」と話した。

 加藤球団代表は「スーパースターが2年間、中日でプレーしてくれた。若い選手たちが影響を受けた。感謝したい」とねぎらった。

 松坂は、日米合わせてプロ21年目の今季、2月の春季キャンプ(沖縄・北谷)でファンとの接触をきっかけに右肩を痛めて大幅に出遅れた。5月下旬の2軍戦で約8カ月ぶりに実戦登板し、7月16日の阪神戦で1軍復帰。2度目の先発だった同27日のDeNA戦では一回途中、8安打8失点で降板。2軍で調整中の8月上旬、右ひじ炎症を訴え、実戦から遠ざかっていた。