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 東川町を舞台にした映画「写真甲子園 0・5秒の夏」に出演した、タレントで慶応大学3年生の中川梨花さん(21)が4日、町から東川スタイル研究員に委嘱された。東川の魅力を伝えるローカルメディアを子どもたちと作っていくという。

 この日、記者会見に臨んだ中川さんは「小中学生が、地元の魅力に気づき、自ら発信することで、大人になって地元を離れても、外で学んだことを持ち帰ってもらえる関係を作れるのではないか」と話した。東京から東川へ通い、子どもたちの手による写真や文章を、フォトブックのような冊子にまとめる計画で、「できれば、継続して発行できるようにしたい」という。

 中川さんは札幌市出身で、2016年夏、映画の撮影のため東川に滞在、地元を誇りに思う多くの人たちと触れあった。その経験を踏まえ、東川町の取り組みや人々を紹介する本「東川スタイル」の編著者、慶応大学総合政策学部の玉村雅敏教授のもとで学ぼうと、同大へ進学。今回、中川さんから東川町へ提案があり、町も「東川スタイル研究員」として、支援していくことにした。

 松岡市郎町長は「若い世代がふるさとを離れる時、ふるさとに愛着を持って離れることが、これからの東川を支える要になる」と期待する。(本田大次郎)