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 31年ぶりの商業捕鯨再開で、日本の沖合で操業していた捕鯨母船「日新丸」が4日、沖合操業唯一の基地に位置づけられた山口県下関市に3カ月ぶりに戻ってきた。捕獲目標をほぼ達成し、一定の成果を上げた形だが、消費拡大につながるかどうかは未知数のままだ。

 繁華街にあるクジラ料理専門店「下関くじら館」の小島純子店長はこの日、下関港に出向き、着岸する日新丸に手を振って笑顔で迎えた。「クジラになじみのない人にも、下関でおいしいクジラを堪能してもらいたい」と話した。

 操業した共同船舶(東京)によると、5日から1週間の予定で冷凍製品を荷揚げする。捕獲数が最も多かったのはニタリクジラ(187頭)。イワシなどの魚をえさとしてクセが強いとされるが、今回は定評がある南極海のクジラと同じようにオキアミを食べていた個体が多かったといい、同社は肉質の良さを強調した。

 鯨肉加工専門会社「東冷」専務…

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