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 かんぽ生命保険の不正販売を報じたNHK「クローズアップ現代+」への抗議を巡り、NHK経営委員会が昨年10月に上田良一会長を厳重注意していた問題で、経営委が注意を決めた際の議事録を作成していないことがわかった。4日に国会内で開かれた野党合同のヒアリングで、高橋正美経営委員(前損保ジャパン日本興亜副社長)が明らかにした。

 クロ現を巡っては、昨年4月の番組放送後、抗議してきた郵政側に対し番組担当者が「会長は番組制作に関与しない」などと説明。郵政側にガバナンス(統治)が全く利いていないと指摘された経営委が、その対応を問題視し、昨年10月23日に上田会長を厳重注意している。

 野党議員は前日からこの件の議事録公開を求めていたが、高橋委員は「非公表を前提に議論したので議事録がないのが実態」などと発言。「経営委事務局の人間が備忘録として記載しているメモはあると思う」としつつ、「誰がどういう発言をしたかについては何も残っていない」と説明した。

 NHKの最高意思決定機関で会長以下執行部を監督する経営委の議事録については、経営の透明性をはかるため、放送法41条で委員長に作成と公表を義務づけている。経営委の内規でも「議事録は、会議のつど作成するもの」と明記。経営委の今回の対応が事実であれば、放送法違反と指摘する声もある。

 経営委事務局は朝日新聞の取材…

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