J1湘南、監督の進退を保留 「難しい状況と向き合う」

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 サッカーJ1湘南は4日、神奈川県平塚市内のホテルで会見し、曺貴裁監督(50)の進退を保留とした。真壁潔会長は「曺監督のサッカーは曺自体のパワーがないと指揮は執れない。今日の通知を受けて、難しい状況と向き合って検討したいと思う」と語った。

 会見に出席した曺監督は「自分の至らなさで問題を引き起こしてしまい、そしてご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。全身全霊をかけて内省を深め、自分が犯した事象に向き合い、乗り越える努力を自分なりにしていきたいと思います。すべての関係者の皆様に心よりおわび申し上げます。申し訳ありませんでした」と謝罪した。今後については「自分の未来について、どうしたいああしたいよりも、もしも求められるものがあるのなら、もし僕のこの今の姿を真摯に見せられる場所があるのなら、とは思ってますけど、今日のこの時点で、育ててもらったベルマーレに対し、僕からこうですと言うことはできないと思っています」と語った。

 Jリーグは同日、曺監督が選手やチームスタッフに対してパワーハラスメント行為を繰り返していたとする調査結果を発表。曺監督に対し、譴責(けんせき)と公式試合5試合の出場資格停止の処分を科し、クラブに対しても、譴責と制裁金200万円の処分とした。曺監督は現在、活動を自粛しており、その期間の5試合をもって制裁を科したものとするという。

 Jリーグによると、今年7月…

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