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 容疑者本人に逮捕日を漏らしたとされる事件で、地方公務員法違反(守秘義務違反)容疑で逮捕された京都府警東山署巡査長の池田大助容疑者(40)=京都市右京区=について、府警は5日、収賄容疑で再逮捕することを決めた。捜査関係者が明らかにした。府警は漏洩(ろうえい)の見返りに池田容疑者が現金約200万円を受け取ったとみている。

 捜査関係者によると、捜査情報を漏らす見返りとして、池田容疑者は今春に2回、大津市の会社役員、高橋俊行容疑者(49)=地方公務員法違反(そそのかし行為)容疑で逮捕=から約100万円ずつ受け取った疑いがある。府警は高橋容疑者についても5日、贈賄容疑で再逮捕する予定。

 高橋容疑者は、3月に京都市東山区で起きた監禁・強盗事件の容疑者の一人だった。池田容疑者は高橋容疑者を逮捕予定だった7月10日未明、LINEで逮捕予定日を漏らした疑いがもたれている。2人のスマホからはやり取りが消去されていたが、府警によると、2人は同日未明、10回ほどLINEでやり取りしていたという。

 捜査関係者によると、池田容疑者は「捜査情報を教えるよう頼まれ、見返りに現金を受け取った」と現金の受領を認め、高橋容疑者も現金を提供したことを認めているという。高橋容疑者は祇園でキャバクラを運営する会社を実質的に経営。池田容疑者は府警を退職後、同社の顧問に就く約束もしていたとされる。受け取った200万円について、池田容疑者は「顧問料は500万円の約束で一部を前払いされた」と説明しているという。