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 京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、京都府警は5日、全身にやけどを負って入院していた20代の女性社員が4日夜に亡くなったと発表した。事件による犠牲者はこれで36人(男性14人、女性22人)になった。負傷者は34人で、うち女性5人が現在も入院している。

 捜査1課によると、女性は事件当時、1階にいて正面玄関から外に出て病院に搬送された。死因は全身やけどによる敗血症性ショックという。当初は意識があったが、やけどの症状が重く重篤な状態が続いていた。同課は「遺族と話ができておらず、名前や住所、年齢の公表は現段階では控えたい」としている。

 犠牲者を年代別にみると20代が17人、30代が11人、40代が7人、60代が1人。スタジオは3階建てで、3階で20人、2階で11人、1階で5人(3人は搬送後)が亡くなった。

 事件は7月18日午前10時半ごろ発生。さいたま市見沼区の無職、青葉真司容疑者(41)=殺人容疑などで逮捕状=は全身にやけどを負って入院していたが、呼吸器を外して発声装置をつければ、簡単な受け答えができる状態まで回復している。ただ、寝たきりの状態が続き、逮捕のめどは立っていない。