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 和歌山県上富田町出身の将棋棋士・宮本広志五段(33)が15日、順位戦C級1組で藤井聡太七段(17)と対戦する。棋士養成機関「奨励会」の最終関門・三段リーグ戦を1期で抜けた俊英と、現行制度最年長の28歳で突破した苦労人の一戦だ。

 宮本五段は小学1年の頃に将棋を覚えた。引っ越した大阪府茨木市の道場で頭角を現し、13歳で奨励会に入った。三段リーグには19歳から参加と順調だった。

 だが、三十数人の三段が半年に18局ずつ指し、上位2人が昇段してプロになるリーグを、年齢制限の26歳に達しても抜けられない。29歳までは勝ち越せば残留できる規定に救われたが、「抜かれた後輩を『先生』と呼び、記録もとらないといけない。身近な友人も結婚したり就職したり。自分だけ取り残されて何をやっているんだろう、と」。

 2012年には最終戦で勝てば…

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