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 2020年東京五輪を村独自の聖火リレーで応援しようというイベントが5日、山梨県小菅村であった。2歳から70代までの村民48人が、聖火に見立てた「源流の火たいまつ」をつなぎ、多くの伴走者らと村内の全8地区、7・2キロを駆け抜けた。

 県東部の多摩川源流に位置する人口約700人の村は聖火リレーのルートから外れたため、「村民みんなでオリンピックを盛り上げ、楽しもう」と舩木直美村長が発案。「FIRE RUN(ファイアラン)~KOSUGE2020」を企画し、トーチ代わりのたいまつ38本を手作りした。種火は2日、大菩薩峠(1897メートル)で太陽光を利用して採火し、ランプにともして燃やし続けてきた。

 参加者は午後1時、村役場近くのグラウンドにそろいのTシャツ姿で集まり、気勢を上げた。地元の長作地区を走る小学生、守重輝君(9)は、みんなが沿道で応援してくれると話し、「走るのが楽しみ」。奥秋賢一さん(37)、日香里さん(28)夫妻は2歳の百萌花ちゃんと参加し、「村のイベントを楽しみたい」と話した。

 リレーは同45分に村西部をスタート。走者がそれぞれ約100~200メートルをつないだ。離れた地域への車移動も挟みながら、3時間余りをかけて村内を巡り、役場前にゴールした。リレーした火は6日の村民体育祭でかがり火にともされる。(小渕明洋)