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 ヤマト王権成立の地とされる奈良県桜井市の遺跡や古墳の出土品を紹介する特別展「王権の地、桜井」が桜井市芝の市立埋蔵文化財センターで開かれている。県立橿原考古学研究所付属博物館との共催で、同館が所蔵する遺物など約260点を展示する。

 特別展の入り口には、初期ヤマト王権発祥の地、纒向遺跡で見つかった土器を展示。北部九州や東海、南関東の土器が見つかっており、各地域との交流を示している。古墳出現期の纒向石塚古墳やホケノ山古墳の土器片なども並べている。

 ヤマト王権の大王墓の可能性がある桜井茶臼山古墳出土の銅鏡片や鉄製品、雄略天皇の泊瀬朝倉宮(はつせあさくらのみや)との関連が指摘される脇本遺跡で出土した土器なども見ることができる。メスリ山古墳の高さ約2・4メートルの円筒埴輪(はにわ)の実物大写真もあり、その大きさを実感できる。

 企画した市文化財協会の武田雄…

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