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(5日、ラグビーワールドカップ 日本38-19サモア)

 最後の1プレーを告げるホーンは鳴っていた。12点を追うサモア。自陣ゴール前でFKを得ると、スクラムを選択した。キックで蹴り出し、12点差の敗戦を受け入れて試合を終わらせる手はあったが、「得点を取ることを考えた。バックスにいい球を渡したかった」とJ・ラム主将。トライすれば、7点差以内に与えられるボーナスポイントを得られるはずだった。

 しかし、そのスクラムで反則を犯し、今度は日本のスクラムに。そこから相手の4トライ目を許した。歓喜する日本の選手の陰でひざをつくサモアの選手たち。ラム主将は「15人以上と対戦しているような気分になった」と日本の運動量の多さをたたえた。