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(5日、ラグビー・ワールドカップ 日本38―19サモア)

 日本のSO田村の右足が光った。前半2分、7分、23分と30メートル前後のPGを次々に決めていく。27分のトライ後のゴールキックは左隅の難しい角度だったが、涼しい表情で正確にポスト中央を通した。「一番欲しい結果が得られた。僕たちがどれだけ強いか、ベスト8に行きたいか出せたと思う」

 アイルランド戦では14得点を挙げ、大金星に貢献した。それでも浮かれることなく、「いい準備をすることしか考えていない」と話していた。その言葉通り、この日の試合前は日本チームで最初にグラウンドに入り、黙々とキックの感触を確かめていた。

 司令塔として日本のキック中心の攻めを引っ張った。冷静さが何とも頼もしかった。