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 ストックホルムで開催されていた、北朝鮮の非核化交渉をめぐる米朝実務協議に出席していた北朝鮮の金明吉首席代表は5日、「(協議は)最終的に決裂した」と記者団に語った。ロイター通信が伝えた。

 金氏ら北朝鮮代表団は3日にストックホルムに到着。米国務省のビーガン北朝鮮政策特別代表らも現地入りし、5日に実務協議が行われていた。

 米朝実務協議は、2月にハノイで開かれたトランプ米大統領と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の首脳会談が物別れに終わってから途絶えていた。トランプ氏と正恩氏が6月、南北軍事境界線上の板門店で会談した際に協議再開を合意したが、段階的な非核化を主張する北朝鮮と、完全な非核化を最優先するように求める米国とで意見が対立しており、難航が予想されていた。(ワシントン=園田耕司)