モスクワ=石橋亮介
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9月29日、モスクワで開かれた大規模な反政府集会。2万人以上の市民が参加した=ロイター
反体制派の抗議デモを治安部隊が厳しく弾圧し、世界の注目を浴びた9月8日のロシア統一地方選から約1カ月。全国的には安定多数を維持した政権与党と、モスクワ市議選で野党の躍進を後押しした反体制派がそれぞれ勝利を宣言し、その受け止めは今も定まらない。双方が見据えるのは、プーチン大統領の任期が終わる2024年。プーチン氏は権力に残るのか、それとも後継者に後を託すのか。それすらわからないまま、攻防が激しさを増している。
9月29日、モスクワで、選挙後初めての反体制派の集会が開かれた。反プーチン政権運動の急先鋒(きゅうせんぽう)の活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏の呼び掛けに、会場を埋める2万人以上の市民が気勢を上げた。
「やつらのことが怖いか?」
「ニェット!(ノー!)」
「やつらが我々を恐れているんだ!」
「ダー!(そうだ!)」
集会は、統一地方選前に行われ…
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朝日新聞国際報道部