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 第72回秋季関東地区高校野球山梨県大会(県高野連主催)は6日、甲府市の山日YBS球場で決勝があり、山梨学院が駿台甲府を延長戦の末8―5で破り、3年ぶり7回目の優勝を決めた。両校は19日から群馬県で開かれる関東大会に出場する。

 先発を外れた悔しさを一振りではらした。

 九回に同点に追い付かれ、直後の延長十回。山梨学院の代打、河野修慈選手(2年)は「本塁打を狙え」と監督に気合を入れられ打席に入った。

 初球、高めの直球を振り抜く。「ちょっとつまったかも」。全力で走ったが、歓声で本塁打と分かった。公式戦初本塁打。喜びを体いっぱい表した。

 前日の準決勝に先発出場したが、自らの失策で得点を許した。この日は控え。試合前、「代打で出場すればつなげよう」と気持ちを切り替えた。

 目標は今夏引退した相沢利俊前主将(3年)だ。先輩から甲子園で使ったバットを譲り受け、使い続けている。「関東大会でもこのバットでチームに貢献したい」と力を込めた。(玉木祥子)