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 静岡市葵区の静岡浅間通り商店街で6日、江戸時代にタイに渡った山田長政を顕彰する「長政まつり」が開かれた。ガパオライスやパッタイといったタイ料理の屋台が並び、タイ舞踊や格闘技のムエタイが披露された。

 約400年前にタイに渡った長政はアユタヤの日本人町の指導者として貿易や軍事で功績を挙げ、国王の信頼を得たとされる。まつりは、商店街に生家跡があることから1986年に始まり、34回目。

 前実行委員長の海野和弘さん(56)によると、商店街の振興策として始まったが、当初は「タイ色が薄かった」という。15年ほど前からタイ料理の屋台を増やし、駐日タイ大使館やタイ国政府観光庁の後援を得て交流行事に変化したという。海野さんは「これを縁にタイに関心を持ち、アユタヤにある長政像も訪ねてほしい」と語った。(矢吹孝文)