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 山梨県道志村の椿荘(つばきそう)オートキャンプ場で先月21日から行方が分からなくなっている千葉県成田市の小学1年、小倉美咲さん(7)について、山梨県警は6日、大規模な捜索を打ち切ることを明らかにした。警察や消防、自衛隊など延べ約1700人が山中や沢、ダムなどを捜してきたが、手がかりは見つかっていない。県警は事件に巻き込まれた可能性も視野に、聞き込みなどを続ける。

 この日、捜索の現場本部を訪れた大月署の井上久署長は取材に対し、「ご家族の心情を思うと、発見できていないことに心を痛めている」と話す一方、「取り得る限りの態勢で捜索したが、発見に至らなかった」と捜索打ち切りの理由を説明した。

 美咲さんは、母親のとも子さん(36)と姉、子育てサークルの知人ら7家族の計27人で9月21日から2泊3日の予定でキャンプ場を訪れた。同日午後3時40分ごろ、先に遊びに出た友達を追いかけ、テントを出たまま戻っていない。

 警察や消防、自衛隊などは1日最大300人態勢でキャンプ場周辺や下流の相模原市のダムなど広い範囲を捜索。空き家や倉庫の確認も進めてきた。

 家族は行方不明当時の美咲さんの写真を公開し、情報提供を呼びかけている。情報は大月署(0554・22・0110)へ。(野口憲太)