シリーズ:眠る

膀胱がんの手術や治療で「炎症」 頻尿につながることも

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川原千夏子
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患者を生きる・眠る「膀胱がん」(4:情報編)

 膀胱(ぼうこう)は、尿が少ない時は風船がしぼんだような状態で、個人差があるがこぶし大ほどの大きさだ。尿をためる時は、水風船のように膨らみ、健康な人では200~250ミリリットルほどで尿意を感じることが多い。膀胱が伸び縮みする力が弱まると、尿をためにくくなって頻尿になる。

 膀胱がんが発生したり、治療したりすると、膀胱が伸び縮みしにくい状態になり、頻尿につながる。国立がん研究センター泌尿器・後腹膜腫瘍(しゅよう)科の松井喜之・病棟医長は「治療後のQOL(生活の質)も考えて、治療法を選ぶ必要がある」と話す。

 膀胱がんに気づくきっかけで、最も多いのが血尿だ。がんによる出血で血尿になる。痛みを伴わない場合が多いという。松井さんによると、患者の約7割が血尿をきっかけに受診するという。このほか、頻尿や残尿感、排尿痛などで気づくこともある。患者は男性に多く、60代以降で増える傾向にある。

 膀胱がんは、膀胱内側の表面…

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