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 イラクの首都バグダッドや同国南部で広がった反政府デモは発生から1週間。死者が100人を超えるなど混乱が続き、アブドルマハディ首相の辞任を求める声が日増しに高まる。2017年末に過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討完了を宣言したイラクだが、混迷が深まれば、再び過激主義につけいる隙を与えかねない状況だ。

 「政権が倒れるまでデモを続け、腐敗した政治家や官僚を排除する」。バグダッドに住む無職サラム・アブドルハディさん(30)は、朝日新聞の電話取材に怒りをあらわにした。大学を卒業したが仕事はなく、3人の幼い子どもに洋服すら買ってやれない。「『普通の人』のような『普通の生活』が欲しいだけ。なぜ汚職にまみれた一部の人間だけが、優雅に暮らせるのか」

 アブドルマハディ氏が昨年10月に就任してから最大規模のデモは、SNSによる呼びかけで1日に始まった。失業や政府の汚職、脆弱(ぜいじゃく)な公共サービスに対する市民の怒りが爆発し、一部が暴徒化した。

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