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 関西電力の役員らが高浜原発のある福井県高浜町の元助役の森山栄治氏(故人)らから多額の金品を受け取った問題で、元助役が関電子会社の顧問を務めていただけでなく、元町長の浜田倫三氏(同)も別の関電子会社「関西総合環境センター」(現・環境総合テクノス、大阪市)の顧問を20年以上務めていた。浜田氏は森山氏を助役に指名し、原発の誘致を進めたとされる。

 浜田氏は1962年から82年までの約20年間、町長を5期務めた。同社によると、浜田氏は町長を辞めた83年ごろから亡くなる2005年まで顧問だった。高額ではないが報酬も受けていたといい、社内の引き継ぎ資料の範囲では、金品の受領や工事情報の提供はなかったとしている。

 同社は18年度の売上高が246億円。放射能や水質の分析、環境への影響評価などの事業を手がける。森山氏も助役を辞めた後に、関電子会社の「関電プラント」(同市)の顧問を約30年務めていた。